ブログ

〝あなたの身体を根本から変える専門ジム〟
パーソナルトレーニングジムKENBI  first

問題解決を専門とする体験レッスンをご希望の際は、体験レッスンからお進みください。

更新日:2020/01/30

女性は必読⁈食事制限や運動から陥るエネルギー不足は危険!

パーソナルトレーニングジムKENBI firstです。

ダイエット、シェイプアップが目的のお客様のカウンセリングをしていると

・厳しい食事制限
・激しい運動、トレーニング

というイメージを持っている方がまだまだ多くいると感じます。

ですが、実際は
過度な食事制限や激しい運動、トレーニングをすることにより、消費カロリーと摂取カロリーのバランスが大きく崩れエネルギー不足に陥る可能性があります⁉︎


そこで今回は、
女性が過度なダイエットによって陥る、エネルギー不足の危険性について少し触れていきます。








1. エネルギーが不足する?



エネルギー不足に陥る要因はとしては、以下が挙げられます。

・激しい(過度な)運動、トレーニング
・過度な食事制限(摂取カロリーと消費カロリーの収支の崩れ)


結果、身体を健康的な状態に保つ上で必要なエネルギーが不足し、身体に様々な機能障害を引き起こす可能性があります。
特に女性は要注意です。



2. 女性がエネルギー不足に陥ることによる影響



まず、
脂肪(体重)の減少に関わる消費カロリーと摂取カロリーの収支の関係について簡単にお伝えします。

・消費カロリー < 摂取カロリー ⇒ 脂肪(体重)増加
・消費カロリー > 摂取カロリー ⇒ 脂肪(体重)減少
・消費カロリー = 摂取カロリー ⇒ 脂肪(体重)維持

当たり前のことですが消費カロリーが摂取カロリーを上回ると、脂肪(体重)が減少します。
ダイエットにおいてこの関係性は基本鉄則であると言えるでしょう。

ただ、これが度が過ぎた場合は脂肪(体重)が著しく減少してしまい、あまり良い状態ではありません。
女性の場合、月経異常率が高くなる傾向があります。

何が言いたいかというと、必ずしも脂肪(体重)が減少すれば良いということではないのです。

女性の身体は、一定の脂肪の量によって周期的なホルモン分泌や生殖機能が保たれているため女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下する恐れもあります。

あくまでも目安にはなりますが

男女の平均的な体脂肪率:
男性 15〜20%程度 女性 20〜25%程度


月経異常に繋がる可能性がある主な要因は以下の通りです。


・利用可能なエネルギー不足
・精神的、身体的ストレス
・短期間での大きな脂肪量、体重の減少
・ホルモン環境の変化

など
※参照元:国立科学スポーツセンター


・月経異常による身体への影響


女性ホルモン(エストロゲン)の役割は様々ありますが、今回お伝えするメインの内容が骨に対する影響です。

女性ホルモン(エストロゲン)には骨の代謝を促す働き、役割があります。
【骨の代謝:骨を作る細胞の活性化、骨を壊す作用を抑制】

何らかの要因によって、月経異常(無月経)になってしまうと、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく減少し、結果的に骨の代謝が適切に行われずに骨密度の低下に繋がる恐れがあります。
将来的に骨粗鬆症になる恐れや(疲労)骨折などをするリスクが高まります。

※骨密度は、30歳までにピーク(女性は男性を下回ります)となりそれを過ぎると骨密度は徐々に減少していきます。
その後の骨の代謝(形成)への影響は食生活、運動の有無、運動の質、量、生活習慣、ホルモンなどの影響によって大きく変化します。

また、詳細は割愛しますが女性ホルモン(エストロゲン)の分泌に影響を受けることにより、PMS(月経前症候群)に繋がる可能性があると言えます。



3. まとめ

ダイエット、シェイプアップにはカロリーのコントロールは必須です。
それは間違いありません。

極端にカロリーを制限をすれば、確かに短期間でも効果は出せるかもしれません。
(気持ちは分かります…)
ただ、特に女性の場合は、それと引き換えに様々な機能障害を引き起こす可能性があります。
また、リバウンドのリスクしかないと私は考えます。

極端なダイエットをしている方って周りから見てもとても不健康そうな生活に見えてしまいます。
そんな生活が続くわけもなく、一過性に終わることが多いのではないのでしょうか。

言い方がすごく曖昧ですが、それなりの食事制限やそれなりのトレーニング、運動を行えば
確実に身体は変わります。
もちろん生活習慣などの改善も必要な方もいらっしゃるかもしれません。

当ジムではお客様の健康を考え、身体を根本的から変えるために短期的な(2ヶ月程度の期間で劇的に変える)指導はしておりません。
何事も長期的展望が大事ではないでしょうか。

まずは小さなアクションから。




タカダ




あなたにオススメの記事


過去の記事

全て見る