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公開日:2019/02/16

更新日:2022/10/23

《腹式呼吸と胸式呼吸》どっちが正しい?本当の呼吸とは

日々の生活の中で呼吸を意識したことはありますか?
呼吸は1日で最も多い動作です。
その中で、あなたは腹式呼吸を選択していますか?
それとも胸式呼吸ですか?

腹式呼吸が良い、胸式呼吸が悪いと言われたりしますが、結論から申すと、時と場合によって変わります。
今回は理想の呼吸まで、呼吸を軸としたトレーナーとしてお伝えしていきます。







1 . 生きるために必要な呼吸とは

呼吸とはこの世に生まれて最初の動きは呼吸であり、この世から去る時の最後の動きも呼吸である。

人は呼吸で始まり呼吸で終わるのです。
健康で美しくいるために重要と考えると

〝運動〟〝食事〟〝睡眠〟

が先に出てくると思いますが…
「真の健康と真の美しさ」は呼吸がコントロールが出来てのものだと考えます。
浅い呼吸などのエラーは身体にどれだけの影響を及ぼすのか、徹底的に紐解いていきます。

1-1.呼吸とは
呼吸は、外呼吸と内呼吸があります。

外呼吸
身体に酸素を取り込み二酸化炭素を外に排出する動き
内呼吸
身体に取り込んだ酸素を細胞まで送り、細胞が酸素を取り込み二酸化炭素を外に排出する動き

酸素は身体を動かすために必須であり、脳に対しても重要なエネルギー源となっています。
生きているのであれば、この点は必ず行われています。

呼吸の重要な点は、吸い方と吐き方です。
口呼吸を行うのか、鼻呼吸を行うのか。
腹式呼吸を行うのか、胸式呼吸を行うのか。

酸素を身体に取り込むことは、空気を身体に入れる(吸気)こと
二酸化炭素を外に排出することは、空気を外に出す(呼気)こと
この一連流れにエラーが起きると様々な問題へと繋がっていきます。


1-2.呼吸筋となる横隔膜の働き
呼吸という動きは、呼吸筋が働くことによって骨格を動かし、胸郭内部の圧変化が肺に空気(酸素)を送り込んでいます。
そのため胸郭内部の圧変化をするためには、必ず筋肉が働かなければいけません。
では、どのように筋肉が機能して呼吸を可能にしているのでしょうか。




呼吸の構造

図のように肺は肋骨によって囲まれ(胸郭)、肺の下には横隔膜という呼吸筋が位置します。
横隔膜は肺や心臓の上のエリアと胃や肝臓などの下のエリアに分ける膜としての役割もあります。
呼吸筋としては主に横隔膜と肋骨の間に位置する肋間筋が働いています。


呼吸の流れは、
空気を吸うことによって横隔膜が下がり、胸郭内は圧変化(陰圧)が起こり、体内に空気が取り込まれます。
空気を吐くことによって横隔膜は上がり、胸郭内は圧変化(陽圧)が起こり、体外に空気を排出します。


これが、呼吸の流れになっています。



ケーススタディ


2 . 腹式呼吸なのか、胸式呼吸なのか




呼吸運動は空気の吸い方や吐き方には色々あります。
腹部で行う腹式呼吸が良いのか、胸部で行う胸式呼吸が良いのか。
呼吸法は、どとらが良い悪いのではなく選択ができることが必要です。
では、腹式呼吸と胸式呼吸の違いを説明していきます。


2-1 . 腹式呼吸とは?

腹式呼吸とは腹部を膨らませ行う呼吸法になります。
メディアとかでは、腹式呼吸を寝る前にやると良いとか言ったりします。

リラックス出来る(自律神経が整う)や内臓の機能が活性するので、良いとも言われます。
これは、横隔膜が上下に機能することによって、自立神経や内臓機能へのアプローチが可能になるためです。

運動中には腹部で吸うことにより、重心は下に移動しますのでコンタクトスポーツにはメリットが高いものとなります。


2-2 . 胸式呼吸とは?

胸式呼吸とは胸部を膨らませ行う呼吸法になります。

世間では胸式呼吸はデメリットが高いと言われ、嫌われるケースが多いです。

胸式呼吸が努力呼吸と言って肩での呼吸になってしまい、肩や首周りの緊張が高まり肩こりに繋がることがデメリットとして挙げられます。
ですが、全力で走った後は、酸素を取り入れるために肩周りの筋肉を使って呼吸をすることは問題ありません。

運動中には胸部で吸うことにより、重心は上に移動しますので瞬発系の運動にはメリットが高いものとなります。


2-3 . 現代人は間違いだらけの呼吸法

私たちは腹式呼吸も胸式呼吸も出来ることに対しては悪いとも良いとも思いません。
選択の一つになっているのであれば、良いと考えます。
ですが、腹式呼吸や胸式呼吸は骨格の位置が正しいければ、良い効果を与えてくれますが、不良姿勢であれば、腹式呼吸も胸式呼吸も理想的な呼吸にはなっていません。


通常であれば、腹式呼吸によって横隔膜が働き、共に胸郭が動くことが理想となります。
ですが現代人の姿勢は、腰を反って猫背になっている方が多く見受けられます。



問題の呼吸

この姿勢ですと、図のように肋骨が上に上がってしまい横隔膜が下で止まっています。

つまり横隔膜は吸気状態で止まっており、横隔膜の機能低下を起こしています。

この状態では、横隔膜や胸郭は共に機能することは難しく、
腹式呼吸でも胸式呼吸でもない呼吸となりなります。

外見では、呼気時に肋骨が動いていませんので、浅い呼吸やエラー呼吸に繋がっています。



3. 呼吸はどっちで吸う?鼻呼吸と口呼吸

鼻呼吸と口呼吸はどちらの方が良いのでしょうか。
結論からを申しますと鼻呼吸をして下さい。

しかし鼻呼吸は鼻から吸うことで吐く時は口でも鼻でも構いません。
では、なぜ鼻呼吸が良くて、口呼吸が悪いのでしょうか。

まず前提に口は空気を吸う場所ではなく飲食物を通す場所になります。
そのため口の方が空気を多く吸い込めますが、この点はメリットではないため結果、一切ありません。


3-1.口呼吸のデメリット
口呼吸にはメリットはありません。
口腔内の圧変化によって骨格の位置変化や、免疫力の低下や自律神経などの様々な問題を起こします。
また、口呼吸の場合、脳に回る酸素量は約50%カットされてしまい、脳機能低下の原因にも繋がります。


関連記事:口呼吸のデメリットとは?自宅で治す方法を解説

口呼吸の原因には色々な理由がありますが、生活習慣におけるものが多く存在します。

その他にも姿勢に関係したり睡眠障害に関係したり多くのデメリットがあげられます。


関連記事:【口呼吸の原因となるストレス】生活習慣から受ける身体への影響


4. 運動・食事・睡眠の前に正しい呼吸




呼吸は普段の生活の中では約2万回以上を繰り返しおこなっています。
日常生活の中では一番多い動きです。
身体の表面的にはわかりにくいですが、呼吸数は浅い方ではもっと多くなります。

改めてお伝えしますと、人は生まれてら最初に行うことは呼吸です。

ですので〝運動〟〝食事〟〝睡眠〟の前に行うことも呼吸になります。


呼吸を無視すれば運動能力は低くなり、食事によっての栄養吸収(内臓機能の低下)は低くなり、睡眠に障害は起こりやすくなります。

逆に言えば呼吸を正しく行えれば〝運動〟〝食事〟〝睡眠〟の機能は高くなるとも考えられます。

私たちのもとにも運動しているけど中々成果が出ないと起こしになられる方も多いですが、アセスメントすると大抵は呼吸に問題があります。

なので全ての前に呼吸を考える必要があります。

エステやマッサージの綺麗になる施術やリラックスさせる施術サービスを受ける前にも、私たちは必要と考えます。



ワタナベ












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